111D39

22歳の男性。まとまらない言動を主訴に家族に連れられて来院した。2か月前に大学卒業後就職して普通に働いていたが、1か月前から突然、言動がまとまらなくなった。「何か大変なことが起こりそうな不気味な感じがあり、不安で落ち着かない」「命令する声が聴こえ、誰かに操られている」などと言うようになり自宅で療養していた。診察には素直に応じるが「自分は病気ではない」と言う。身体所見に異常を認めない。

まず導入すべきなのはどれか。

心理教育
行動療法
芸術療法
催眠療法
自律訓練法

解答: a

111D39の解説

自生思考や妄想気分、幻聴、作為体験がみられており統合失調症を考える。発症してまだ1か月であり、短期精神病性障害の可能性もある。
a 正しい。「自分は病気ではない」と言っており、病識の欠如がある。心理教育をまず導入すべきだ。
b 認知行動療法が代表例である。うつ病や不安障害に有効。
c〜e 統合失調症で用いられやすい治療法ではない。

正答率:38%

テーマ:統合失調症様症状の初期にまず導入すべき治療

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