110D10

高齢者における高血圧症について正しいのはどれか。
収縮期高血圧症が多い。
起立性低血圧の合併が少ない。
高用量の降圧剤で治療を開始する。
若年者より降圧目標とする血圧値が低い。
有病率の男女差が若年と比較して大きい。

解答: a

110D10の解説

a 正しい。収縮期血圧が上昇し、拡張期血圧が低下する。ゆえに脈圧は開大する。
b 血圧の調節機構が脆弱化し、起立性低血圧をきたしやすくなる。
c 低用量から開始する。
d 若年者よりは降圧目標値は高い。
e 男女差は若年者と同程度である。

正答率:84%

テーマ:高齢者のおける高血圧症

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