110C5

SPIKESモデルに基づく悪い知らせの伝え方について正しいのはどれか。
疾患によって説明内容は一律である。
説明は面談用の個室で行わなければならない。
患者自身の病気に対する認識を聞くことが前提である。
患者に話す内容について予め家族の許可を得てから行う。
患者自身の考えを聞く前に十分に疾患の情報を伝えなければならない。

解答: c

110C5の解説

a 患者の認識(Perception)や希望(Invitation)を重視するべきであり、説明内容は一律とはならない。
b 場面・状況設定(Setting)についても一律ではない。
c 正しい。Perceptionに該当する。
d 悪い知らせに限らず、医療情報についてまず知らされるべきは患者本人である。
e 患者の希望(Invitation)に基づき情報提供(Knowledge)を行うのが望ましい。何もかも全てを事前に伝える必要はなく、患者がどこまで知りたいか、を聴取することも重要である。
※SPIKESモデルは上記S, P, I, KにEmpathy(共感)とStrategy(治療戦略)の2つを合わせて6項目からなる。

正答率:85%

テーマ:SPIKESモデルに基づく悪い知らせの伝え方

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