110C12

診療に関する諸記録について誤っているのはどれか。
検査所見記録は医療法に定められている。
退院時要約は外来診療との連携に活用される。
処方箋は調剤済みとなった時点で破棄される。
診療録は電子カルテとして保存することも可能である。
入院診療計画書には予定する検査、手術および投薬を記載する。

解答: c

110C12の解説

a カルテの記載を定めるのは『医師法』だが、検査所見記録は『医療法』に定められている。紛らわしい選択肢であり、aを誤りと判断してしまった受験生が約10%いた。
b 次回の外来受診時に前回の退院時要約があるとスムーズである。
c 誤り。処方箋の保存期間は3年間と『薬剤師法』で定められている。
d 近年、電子カルテが破竹の勢いで普及している。
e 入院診療計画書には予定された検査、手術、投薬などを分かりやすく示す。

正答率:87%

テーマ:診療に関する諸記録について

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