110A2

非結核性肺抗酸菌症では頻度が低く、肺結核症で頻度が高い所見はどれか。
血痰
CRP上昇
空洞性肺結節
喀痰塗抹Ziehl-Neelsen染色陽性
全血インターフェロンγ遊離測定法〈IGRA〉陽性

解答: e

110A2の解説

a〜c 血痰やCRP上昇、空洞形成をきたす疾患は他にも多数ある。むろん、非結核性抗酸菌症でみられても矛盾しない。
d 非結核性抗酸菌症でもZiehl-Neelsen染色は陽性となる。
e 正しい。IGRAは過去の結核感染でも陽性となるが、非結核性抗酸菌症では陽性とならず、肺結核症で頻度が高い所見といえる。

正答率:62%

テーマ:非結核性抗酸菌症で頻度が低く、肺結核症で頻度が高い所見

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