109G69

胃病変への対応として適切なのはどれか。
胃切除術
経過観察
放射線療法
内視鏡的粘膜下層剥離術
内視鏡的ポリープ切除術

解答: b

109G69の解説

107B58からの3問(大腸ポリープ)でもそうであったが、日常臨床でみる、重篤でないcommon diseaseが連問で出題されることが多くなった。必要以上に身構えず、自信を持って「経過観察」を選ぶ強い心が大切。
a・d 胃癌の対応である。
b 正しい。胃底腺ポリープはプロトンポンブ阻害薬の中止により退縮することが知られており、経過観察でよい。
c たとえ胃癌だったとしても、腺癌に対して放射線治療は有効性が低い。
e 出血など有症状のポリープや、増大傾向にあるものでは摘除を行う。

正答率:80%

テーマ:【長文3/3】胃底腺ポリープへの対応

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