109G16

生命をおびやかす外傷の診療の原則で誤っているのはどれか。
迅速性を重視する。
緊急度の高い病態から対処する。
手技による侵襲は最小限にとどめる。
生理学的徴候より損傷部位の評価を優先する。
確定診断は生命の危機を回避してからでよい。

解答: d

109G16の解説

a 迅速であることが重要である。
b 緊急性の高い病態から順列をつけ対処する。
c 侵襲は低いにこしたことない。
d 誤り。生理学的徴候≒バイタルサイン、と考えてよかろう。これを後回しにして損傷部位の評価を優先してしまっては患者の生命を失いかねない。
e まずは対症療法が優先される。確定診断や根治療法は生命の危機を脱してからでよい。

正答率:86%

テーマ:生命をおびやかす外傷の診療の原則

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