109E1

要因Aが疾患Bのリスクファクターとなる条件として不可欠なのはどれか。
要因Aが疾患Bの発症に先行する。
要因Aを疾患Bの多くが有している。
要因Aが存在しないと疾患Bは発症しない。
要因Aが疾患Bに対して量−反応関係がある。
要因Aによって疾患Bが発症することを動物実験で再現できる。

解答: a

109E1の解説

a 正しい。「Aが存在することにより、Bが発症する」というのがリスクファクターの意味。これを端的に表したのがaである。
b~d Bに対しては、Cという別のリスクファクターが存在してもよいため(すなわちAが存在しなくてもBが発症してもよいため)、これらは誤り。
e 人間にしか再現できない事象であってもリスクファクターとなる(広い意味では人間も動物なのだが、ここでいう動物とはそういう意味ではなかろう)。

正答率:84%

テーマ:要因Aが疾患Bのリスクファクターとなる条件

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