109B61

治療として適切なのはどれか。
抗凝固療法
血栓溶解療法
抗血小板療法
抗脳浮腫療法
ステント留置術

解答: a

109B61の解説

a 正しい。心原性脳塞栓症に対しては抗凝固療法が有効となる。
b 発症時刻が不明瞭であるため、血栓溶解療法は不適応。
c 動脈硬化が原因となる脳梗塞に対しては抗血小板薬は有効だが、心原性脳梗塞ではaをまず選択すべき。
d 脳浮腫による脳圧亢進に対する対症療法。MRIにて脳溝がくっきりと見えており、現在脳圧亢進はそこまで強くなさそうだ。
e 頸動脈硬化による狭窄がある場合にステント留置を行うことがある。

正答率:71%

テーマ:【長文3/3】脳梗塞の治療

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