109A4

疾患と治療薬の組合せで適切なのはどれか。
気管支喘息 --------- β遮断薬
肺高血圧症 --------- 抗コリン薬
マイコプラズマ肺炎 --------- ペニシリン系抗菌薬
ニューモシスチス肺炎 --------- 抗真菌薬
アレルギー性気管支肺アスペルギルス症 --------- 副腎皮質ステロイド

解答: e

109A4の解説

a 気管支喘息にはβ刺激薬が有効。
b 肺高血圧症にはプロスタグランディンI2やエンドセリン受容体拮抗薬、ホスホジエステラーゼ5阻害薬が有効。
c マイコプラズマ肺炎にはマクロライド系やテトラサイクリン系、ニューキノロン系の抗菌薬が有効。
d ひっかけ。ニューモシスチス肺炎の治療薬であるST合剤は抗真菌薬に分類されない。
e 正しい。アレルギー性気管支肺アスペルギルス症〈ABPA〉はアスペルギルスが関与するも、アレルギー機序なのでステロイドが有効。

正答率:82%

テーマ:呼吸器疾患と治療薬の組合せ

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