109E18

要介護高齢者の褥瘡予防に最も有効なのはどれか。
消毒
体位変換
抗菌薬投与
血糖コントロール
ビタミンD製剤投与

解答: b

109E18の解説

a 褥瘡が発生した際に行うことがあるも、予防段階では不要(消毒薬は皮膚を傷害するため、近年では発生後も水での洗浄のみにすることが多い)。
b 正しい。2時間おきの体位変換が推奨されている。
c 褥瘡が発生し、細菌感染を伴っている場合に抗菌薬投与することはある。
d 糖尿病は感染や創傷治癒遅延の原因となるため、血糖コントロールするに越したことはないが、褥瘡予防だけのために血糖予防、というのは本末転倒である。
e 褥瘡が発生した際にビタミンCを投与することはある。
【参考】
 創傷治癒とビタミンに関しては、以下のような出題が過去にある(正解はb, c, d)。
(99D67)創傷治癒を遅延させるのはどれか。3つ選べ。
 a 利尿薬
 b 糖尿病
 c 亜鉛欠乏
 d 放射線照射
 e ビタミンB1欠乏

正答率:99%

テーマ:要介護高齢者の褥瘡予防

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