108I18

騒音性難聴の特徴はどれか。
混合性難聴である。
補充現象は陰性である。
短時間曝露では発生しない。
曝露を中止すると回復する。
高周波数騒音で発生しやすい。

解答: e

108I18の解説

a 感音難聴である。
b 内耳疾患であり、補充現象は陽性となる。
c 短時間の曝露で発生するものを特に音響性外傷と呼ぶ。が、音響性外傷は騒音性難聴に含まれる概念と考えられることも多く、正しいとはいえない。
d 曝露を中止しても回復しないため、十分な注意が必要である。
e 正しい。本病態は高周波数騒音で発生しやすく、同時に高音域である4,000Hzでの聴力障害(c5dip)がみられることが有名である。

正答率:80%

テーマ:騒音性難聴の特徴

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