108C16

80歳の女性。肺炎のため入院中である。症状が改善したため退院を計画している。75歳で脳梗塞により左不全麻痺となったが、リハビリテーションにより屋内杖歩行が可能である。排泄や食事も自立している。主な介護者である夫は、自宅療養にあたって経済的な不安を訴えている。
担当医が夫に勧める相談者として最も適切なのはどれか。
薬剤師
管理栄養士
作業療法士
理学療法士
医療ソーシャルワーカー

解答: e

108C16の解説

自宅介護にあたっての「経済的な不安」に関与する職種を選ぶ。
a 薬剤師は調剤を行う。
b 管理栄養士は栄養指導を行う。
c 作業療法士は障害された応用的動作能力の回復を試みる。
d 理学療法士は障害された歩行機能や運動能力の回復を試みる。
e 正しい。医療ソーシャルワーカーは、患者の抱える経済的・心理的・社会的な問題の解決を狙う。

正答率:99%

テーマ:自宅療養にあたって経済的不安を訴える家族に勧める相談者

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