107G61

追加すべき診察はどれか。
直腸指診
指鼻試験
棘突起叩打
Babinski徴候
上肢Barré試験

解答: a

107G61の解説

a 正しい。前問の解説に示したように、消化管出血による貧血も除外したい。そのため直腸指診にて黒色便の有無を調べる。
b 指鼻試験は小脳性失調による転倒を考えた場合に有効。
c 棘突起叩打は脊椎病変(すべり症や膿瘍形成、圧迫骨折など)による転倒を考えた場合に有効。
d Babinski徴候は錐体路病変による転倒を考えた場合に有効。
e 上肢Barre試験は錐体路~下位運動ニューロン~筋の系列の異常による転倒を考えた場合に有効。

正答率:80%

テーマ:【長文2/3】起立性低血圧による意識消失において追加すべき診察

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