106I36

骨髄異形成症候群と再生不良性貧血とに共通してみられるのはどれか。2つ選べ
dry tap
髄外造血
汎血球減少
芽球の増加
血清エリスロポエチン高値

解答: c,e

106I36の解説

骨髄異形成症候群〈MDS〉/再生不良性貧血〈AA〉の順で、みられる場合には+、みられない場合には−で示す。
a −/−。両者ともにdry tapはみられない。
b −/−。両者ともに髄外造血はみられない。
c 正しい(+/+)。どちらも汎血球減少をきたす。
d +/−。MDSは骨髄での過剰形成が起こり、芽球を認める。一方、AAでは骨髄での造血低下があるため芽球を認めない。
e 正しい(+/+)。どちらも貧血が起きるため、negative feedbackによりエリスロポエチンは高値となる。

正答率:73%

テーマ:骨髄異形成症候群〈MDS〉と再生不良性貧血〈AA〉とに共通してみられる所見

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