106H36

この患者の骨転移による疼痛のコントロールに有効なのはどれか。
温熱療法
放射線治療
椎弓根切除術
消炎鎮痛薬の増量
腰部交感神経ブロック

解答: b

106H36の解説

a 温熱療法は放射線化学療法と併用して補助的に行うものである。
b 正しい。骨転移による疼痛に対し、放射線治療は有効である。
c 侵襲が強く、脊椎圧迫症状もないため椎弓根切除術は行わない。
d オピオイド内服によっても疼痛コントロールが出来ていないため、鎮痛薬の増量は無効である。
e 腰部交感神経ブロックは下肢の動脈閉塞に対して行う治療であり、本例では不適である。骨転移に対するブロックとしては、知覚神経ブロックが有用であろう。

正答率:72%

テーマ:【長文2/2】悪性腫瘍の骨転移による疼痛コントロールに有効なもの

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