106G20

わが国における精神保健福祉について誤っているのはどれか。
精神保健福祉法の目的には、精神障害者の社会参加が挙げられている。
2014年患者調査による在院患者数では「精神及び行動の障害」の患者が最も多い。
精神障害者は障害者総合支援法の対象に含まれる。
地域精神保健活動の第一線機関は保健所である。
措置入院患者数は増加傾向にある。

解答: e

106G20の解説

a 『精神保健福祉法』第1条に「社会復帰の促進及びその自立と社会経済活動への参加の促進のために必要な援助を行い」との記載がある。
b 精神科病棟の入院患者数は全科を通じて最多である。なお、出題時は「平成20年」となっていたが「2014年」と修正した。いずれの年にも精神科病棟の入院患者数が最多である事実は変わっていない。
c 『障害者自立支援法』の対象には身体障害者の他、精神障害者も含まれる。
d 保健所は地域保健活動の第一線であり、精神保健もその例外ではない。
e 誤り。措置入院患者数は減少傾向にある。

正答率:76%

テーマ:我が国における精神保健福祉について

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