106F2

身体診察について誤っているのはどれか。
腎臓の触診は膝屈曲位で行う。
腎臓は呼気終末時に触知しやすい。
前立腺の直腸指診は示指で行う。
陰嚢内腫瘤を認めたら透光性を調べる。
尿管結石を疑ったら背部の叩打痛を確認する。

解答: b

106F2の解説

a 膝を屈曲することで腹壁の緊張をとることができる。
b 誤り。肝臓と同じで、吸気終末時に横隔膜に押されて尾側へ降りてくる。
c 示指と母指をピストルのように構えて行う。
d 陰嚢水腫と精巣腫瘍の鑑別に重要である。
e 尿管結石や腎盂腎炎では肋骨脊柱角の叩打痛が陽性となる。

正答率:79%

テーマ:泌尿器領域の身体診察について

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