106F11

上腕での血圧測定の手技で正しいのはどれか。
上腕は肩の高さに保つ。
マンシェットの遠位端が肘窩に重なるように巻く。
ゴム嚢の中央部で上腕動脈を圧迫するように巻く。
患者が痛くないように減圧は素早く行う。
Korotkoff音の消失する時点を収縮期血圧とする。

解答: c

106F11の解説

a 上腕は心臓の高さに保つ。
b マンシェットの遠位端が肘窩より少し上(中枢側;肩寄り)に位置するように巻く。肘を少し曲げて測定するので肘窩に合わせるとマンシェットを加圧できない。
c 正しい。ゴム嚢の中央部で上腕動脈を圧迫するように巻くことで適正な血圧を測定できる。
d 患者が痛くないように配慮することは大切だが、減圧を素早く行っては拡張期圧を正確に測ることができないため、拡張期圧周辺ではゆっくり減圧する。
e Korotkoff音の出現する時点を収縮期血圧、消失する時点を拡張期血圧とする。

正答率:73%

テーマ:上腕での血圧測定の手技

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