106B8

事業者が行う母性に関する保護措置として法令に基づいているのはどれか。
出産予定日の6週前になったので、休業させた。
妊娠希望の申出があったので、休日業務から外した。
妊婦健康診査の受診を希望したので、当日を欠勤とした。
通勤時の混雑が著しいため、産前休業を待たずに休業させた。
母性健康管理指導事項連絡カードの記載に従い、負担の大きい作業を制限した。

解答: e

106B8の解説

a 産後休暇が義務であるのに対し、産前休業は任意。本人請求しないのであれば休業させる必要はない。
b 昨今話題の「妊活」であろうか。現時点で妊娠希望による労働での優遇は法的定めがない。
c 『男女雇用機会均等法』に妊婦健診を受ける時間の確保についての規定がある。欠勤にしてはならない。
d aに示したように、産前に事業者が本人の申請なく休業させることはできない。
e 正しい。主治医の意思を事業者に伝えるのが母性健康管理指導事項連絡カードの役割である。

正答率:84%

テーマ:事業者が行う母性に関する保護措置

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