106G67

心電図モニター波形上、心拍数42/分。頸動脈の拍動を触知しない。
直ちに行うべき治療として適切なのはどれか。2つ選べ
心嚢穿刺
胸骨圧迫
胸腔穿刺
ヘパリンの投与
リドカインの投与

解答: b,c

106G67の解説

a 心嚢穿刺は心タンポナーデで行う。
b 正しい。頸動脈の拍動を触知しないことから、モニター心拍数は認めるものの、無脈性電気活動と考えられ、心肺蘇生を速やかに始める。
c 正しい。主原因は緊張性気胸であり、胸腔ドレナージを行う。
d ヘパリンは血栓症などで投与する。
e リドカインは心室性不整脈で投与する。

正答率:78%

テーマ:【長文3/3】緊張性気胸疑い患者への治療

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