106E35

胎児期の器官形成と臓器の成熟について正しいのはどれか。2つ選べ
心臓は外胚葉から発生する。
胎児心拍数は妊娠中期以降に減少する。
胎児副腎の胎児層は妊娠早期に退縮する。
胎児赤血球の酸素親和性は成人に比べて低い。
II型肺胞上皮細胞は肺表面活性物質を産生する。

解答: b,e

106E35の解説

a 心臓は中胚葉から発生する。
b 正しい。胎児心拍数は妊娠10週ごろに最大となり(180/分程度)、以後減少する。
c 胎児副腎の胎児層(副腎皮質の内側約3/4)は出生後に退縮する。
d 胎児赤血球の酸素親和性は成人に比べて高い。
e 正しい。I型肺胞上皮細胞が肺胞を広く覆いガス交換に関与するのに対し、II型肺胞上皮細胞は肺表面活性物質を産生する。

正答率:75%

テーマ:胎児期の器官形成と臓器の成熟

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