105I9

Wilson病でみられないのはどれか。
アミノ酸尿
溶血性貧血
血清銅の低値
血清尿酸の高値
血清セルロプラスミンの低値

解答: d

105I9の解説

a II型尿細管性アシドーシス〈RTA〉によりアミノ酸尿をみる。
b 排泄されなかった銅が血中へ漏出し、赤血球を溶血させる。
c 銅は臓器に沈着してしまうため、血清銅が低値となる。
d 誤り。II型RTAにより尿酸再吸収が滞り、血清尿酸は低値となる。
e 銅の担体であるセルロプラスミンは結合する相手が少ないため分解され、低下する。

正答率:69%

テーマ:Wilson病の検査所見

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