105I26

受傷直後の完全頸髄損傷でみられないのはどれか。
頻脈
排尿障害
血圧の低下
発汗の消失
腱反射の消失

解答: a

105I26の解説

完全頸髄損傷では神経原性ショックをみる。
a 誤り。神経原性ショックでは徐脈となる。
b・d 自律神経の障害でこれらをみる。
c ショックのため血圧が低下する。
e 頸髄には上位運動ニューロンが走行するため、ふと腱反射は亢進するようにも思える。が、受傷直後では腱反射消失や弛緩性麻痺といった下位運動ニューロン障害がみられることが知られる。

正答率:72%

テーマ:受傷直後の完全頸髄損傷

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