105E36

経腟分娩で児娩出後に癒着胎盤が疑われる徴候はどれか。2つ選べ
臍帯が下降する。
出血量が増加する。
産婦が便意を訴える。
子宮底に与えた振動が臍帯に響く。
恥骨結合上部の圧迫で臍帯が上昇する。

解答: d,e

105E36の解説

a Ahlfeld徴候。胎盤剥離徴候である。
b 特に名前はないが、胎盤剥離徴候である。
c Mikulicz-Radecki徴候。胎盤剥離徴候である。
d 正しい。子宮底に与えた振動が臍帯に響かないのが胎盤剥離徴候である(Strassmann徴候)。
e 正しい。恥骨結合上部の圧迫で臍帯が下降するのが胎盤剥離徴候である(Kustner徴候;uはウムラウト付きが正式)。

正答率:77%

テーマ:児娩出後に癒着胎盤を疑う徴候

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