105E16

正常新生児において自発的な動きのなかで観察できる反射はどれか。
背反射
歩行反射
足底把握反射
パラシュート反射
非対称性緊張性頸反射

解答: e

105E16の解説

a 背反射〈Galant反射〉の誘発には児を腹臥位に抱き、脊柱外側をこする必要がある。
b 歩行反射の誘発には児の両脇をもち、足を床につけるように支持する必要がある。
c 足底把握反射の誘発には足趾に術者の指や棒状のものをあてがう必要がある。
d パラシュート反射は生後8か月ごろから出現するため、そもそも新生児にはみられない。
e 正しい。非対称性緊張性頸反射は児が仰臥位で自発的に頭部を左右に振ることで出現する。

正答率:75%

テーマ:正常新生児の自発的反射

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