105B10

疾患と放射線治療の組合せで誤っているのはどれか。
転移性脳腫瘍 --------- 定位放射線治療
上咽頭癌 --------- 強度変調放射線治療
喉頭癌 --------- 密封小線源治療
甲状腺癌 --------- 放射性同位元素内用療法
皮膚癌 --------- 電子線治療

解答: c

105B10の解説

a 定位放射線治療は最も一般的な放射線照射方法であり、転移性脳腫瘍にも有用である。
b 強度変調放射線治療は腫瘍サイズに適した照射に強く、上咽頭癌にも有用である。
c 誤り。喉頭癌に密封小線源治療をするには人工呼吸が必要となるも、そこまでして行う治療ではない。
d 甲状腺癌や一部の甲状腺機能亢進症には131Iの内用療法が有用である。
e 電子線は飛程が小さいため、皮膚癌のような浅層の癌に有効。

正答率:75%

テーマ:癌と放射線治療

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