104H38

処置としてまず行うのはどれか。
輸血
昇圧薬投与
緊急開胸手術
人工呼吸器装着
胸腔ドレーン挿入

解答: e

104H38の解説

a Hbは10.0g/dLであり、緊急輸血の必要性はない。
b 確かに血圧低値だが、緊張性気胸による拘束性ショックであり、昇圧薬投与の適応はない。拘束の解除が急がれる。
c 緊張性気胸でショック状態をきたしている状況である。手術となると準備まで時がかかるため現実的ではない。
d 人工呼吸器による陽圧換気は気胸を増悪する危険があり、禁忌。
e 正しい。可及的速やかに胸腔ドレーンを挿入する。

正答率:100%

テーマ:【長文2/2】緊張性気胸の治療

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