104E1

産褥期・初乳について正しいのはどれか。
産褥熱は増加傾向にある。
褐色悪露から赤色悪露に変化する。
産褥熱の主な起炎菌はB群レンサ球菌〈GBS〉である。
初乳は成乳に比べてラクトアルブミンが多く含まれる。
妊娠高血圧症候群の評価には産後8週間が必要である。

解答: d

104E1の解説

a・c 産褥熱の原因病原体は大腸菌などグラム陰性桿菌が最多であり、抗菌薬使用により減少傾向にある。
b 妊娠悪露は悪露は赤色(~3日後)→褐色(~1週後)→黄色(~1か月後)→白色(正常)と色調が変化する。
d 正しい。初乳は成乳に比べてラクトアルブミンなどの蛋白質が多く含まれる。
e 妊娠高血圧症候群の評価は妊娠 20 週以降、分娩後 12 週までに行う。

正答率:71%

テーマ:産褥期・初乳について

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