104A15

解離性障害について誤っているのはどれか。
多重人格が含まれる。
トランス状態が含まれる。
パニック障害がしばしば併存する。
解離性遁走〈フーグ〉では解離性健忘を伴う。
精神分析学的には疾病利得が根底に存在する。

解答: c

104A15の解説

a 多重人格は解離性障害の1つである。
b 解離性トランスという状態が含まれる。
c 誤り。パニック障害は解離性障害と別ジャンルの病態である。
d 解離性健忘では自身の周囲についてわからなくなり、遁走〈フーグ〉をみる。
e 疾病利得(病気であることにより本人が何かしらの利益を得る)が根底に存在して解離性障害を呈するとされる。
※DSM-5では解離性障害と転換性障害を別病態としている。ここでは解離性障害として解こう。

正答率:66%

テーマ:解離性障害について

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