104I7

甲状腺乳頭癌の診断に最も有用なのはどれか。
CEA高値
TSH低値
サイログロブリン高値
超音波検査で点状高エコー像
頸部エックス線写真で粗大石灰化像

解答: d

104I7の解説

a CEA高値は髄様癌にてみられる。
b 甲状腺破壊により甲状腺ホルモンが漏出し、そのフィードバックでTSHが低値となることはある。が、これは例えばBasedow病であってもみられる所見であり、診断に最も有用とは言わない。
c b同様、サイログロブリンが組織から漏出し、高値となることはある。が、(以下省略)。
d 正しい。砂粒状石灰化を示唆する点状高エコー像が超音波検査で示される。
e dのひっかけであろう。粗大ではなく、微細な石灰化をみる。

正答率:73%

テーマ:甲状腺乳頭癌の診断に有用な検査

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