103I30

組合せで正しいのはどれか。2つ選べ
皮膚筋炎 --------- 抗Jo-1抗体
関節リウマチ --------- 抗CCP抗体
全身性硬化症〈強皮症〉 --------- 抗Sm抗体
結節性多発動脈炎 --------- 抗好中球細胞質抗体〈ANCA〉
全身性エリテマトーデス〈SLE〉 --------- 抗Scl-70抗体

解答: a,b

103I30の解説

a 正しい。多発性筋炎や皮膚筋炎では抗Jo-1抗体が出現する。
b 正しい。関節リウマチに特異度の高い抗体として抗CCP抗体が挙げられる。
c・e 全身性硬化症〈強皮症〉では抗Scl-70抗体が出現する。抗Sm抗体は全身性エリテマトーデス〈SLE〉でみられる。
d 結節性多発動脈炎〈PN〉では抗好中球細胞質抗体〈ANCA〉をみない。顕微鏡的多発血管炎〈MPA〉にてMPO-ANCAが陽性となる。
※かつてMPAはPNに含まれる概念であったが、ここではそうした古い話は考えないこととする。←※以下の意味が分からない者は無視してよい。

正答率:84%

テーマ:免疫疾患と自己抗体の組合せ

フォーラムへ投稿

関連トピック

なし