103F24

60歳の女性。進行肺癌のため入院しているが、終末期の状態で緩和ケアのみが行われている。回診時の医師と患者との会話を以下に示す。
患 者「あと何日くらい生きることができますか」
医 師「これから外来があるので、そのことについてはまた今度…」
この医師の態度はどれか。
理解的態度
評価的態度
解釈的態度
調査的態度
逃避的態度

解答: e

103F24の解説

「これから外来があるので、そのことについてはまた今度…」と患者の深刻な質問から逃げる対応をとっている。
a 「わかりました。現在の病状だったら平均的にどのくらい生きることができるか知りたいのですね」といった発言が該当する。
b 「あと何日くらい生きることができるか知ることは良いことですね」といった発言が該当する。
c 「残りの時間を最大限に活用したいということでしょうか」といった発言が該当する。
d 「どうしてそのようなことが知りたいのですか」といった発言が該当する。
e 正しい。逃避的態度である。

正答率:100%

テーマ:終末期を迎えた患者に対する医師の態度

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