103D52

36歳の女性。顔面の紅斑と発熱とを主訴に来院した。5日前から顔面と四肢とに圧痛のある浸潤性紅斑と38 ℃台の発熱とを生じた。皮膚生検の病理組織像では真皮に好中球の強い浸潤を認める。顔面の写真を別に示す。
診断はどれか。
丹毒
Sweet病
皮膚筋炎
貨幣状湿疹
円板状エリテマトーデス

解答: b

103D52の解説

壮年女性の顔面の紅斑と発熱。画像では顔面の隆起性紅斑がみられている。皮膚生検の病理組織像にて真皮に好中球の強い浸潤を認めており、Sweet病が考えやすい。
a 顔面の急性細菌感染症。広範な紅色変化と疼痛とがみられる。
b 正しい。上記の通り。
c 筋力低下を合併する。
d 掻痒をみる。
e 円板状の紅斑がみられ、圧痛はない。

正答率:78%

テーマ:Sweet病の診断

フォーラムへ投稿

関連トピック

なし