103D29

55歳の女性。マンモグラフィで異常を指摘され来院した。自覚症状はない。マンモグラムを別に示す。
対応として適切なのはどれか。
経過観察
抗菌薬投与
副腎皮質ステロイド投与
手術
放射線治療

解答: d

103D29の解説

マンモグラフィで異常を指摘され来院した55歳女性。マンモグラムでは左乳房にspiculaを伴う腫瘤像を認め、乳癌の診断。
a 進行するため経過観察は不適切。
b 感染症ではない。
c 副腎皮質ステロイドは自己免疫性疾患などに用いる。
d 正しい。リンパ節転移や遠隔転移について言及はないが、腫瘍の大きさもまだ小さく、手術適応となる可能性が高い。
e 本症例では手術が第一選択と考える。

正答率:83%

テーマ:乳癌の治療

フォーラムへ投稿

関連トピック

なし