103D13

破壊の亢進によって血小板数が減少するのはどれか。2つ選べ
(編注:厳密には正答は1つしかないと考えられるが、不適切問題とはならなかった。)
急性白血病
再生不良性貧血
von Willebrand病
溶血性尿毒症症候群
免疫性血小板減少性紫斑病〈ITP〉

解答: d,e

103D13の解説

a・b 正常造血が低下することで血小板数が減少する。
c von Willebrand病では血小板数は不変。
d △。溶血性尿毒症症候群で血小板減少するのは血栓形成により消耗されるためである。
e 正しい。免疫性血小板減少性紫斑病〈ITP〉では脾での血小板破壊が亢進し、血小板減少をみる。
※公表された正答はdとeであるが、厳密にはdは題意を満たしていない。が、正答率は高く、特に問題としての適性が問い正されることはなかった。

正答率:75%

テーマ:破壊の亢進によって血小板数が減少する疾患

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