103I16

十二指腸潰瘍穿孔が疑われた場合の検査として適切なのはどれか。
上部消化管バリウム造影
排泄性胆道造影
内視鏡的逆行性胆管膵管造影〈ERCP〉
腹部造影CT
超音波内視鏡

解答: d

103I16の解説

a 消化管穿孔時のバリウム造影はバリウム腹膜炎を引き起こすため禁忌である。
b 今回の標的は十二指腸であり胆道ではない。胆道の検査は不適切。
c ERCPは胆・膵疾患の際に行う検査であり、十二指腸潰瘍穿孔時には有用でない。
d 正しい。free airと穿孔部の確認を行い、開腹手術に活かす。
e 穿孔が疑われる時に内視鏡検査は禁忌である。

正答率:64%

テーマ:十二指腸潰瘍穿孔が疑われた場合の検査

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