102I35

ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉抗体陽性者における後天性免疫不全症候群〈AIDS〉診断の指標疾患でないのはどれか。
活動性結核
カンジダ症
伝染性単核症
ニューモシスチス肺炎
サイトメガロウイルス感染症

解答: c

102I35の解説

言い換えれば、日和見感染となるものはどれか、という問題である。
a AIDS患者では結核に罹患しやすい。特に、CD4数が低下した患者では肺外結核など典型的な像を示さない場合が多い。
b 口腔内カンジダ症以外にも食道カンジダ、肺カンジダなど様々な場所に発症する。
c 誤り。伝染性単核症は、一般に若年者が肝機能障害を伴う急性咽頭炎で発症する。日和見感染ではない。
d・e これらは全て日和見感染をきたし、AIDSの指標疾患である。

正答率:86%

テーマ:後天性免疫不全症候群〈AIDS〉指標疾患

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