102H38

まず行うべき検査はどれか。
脳波
頭部単純CT
脳脊髄液検査
動脈血ガス分析
胸部エックス線撮影

解答: b

102H38の解説

a 脳波検査はてんかんなどを疑う(熱が低くてもおこる、けいれんの回数が多い、発達に遅れがある)場合に行う検査である。
b 正しい。けいれん持続時間が20分間以上であり、四肢の腱反射も軽度亢進しているため、まずは頭部単純CTにて頭蓋内病変を検索すべきである。
c 脳脊髄液検査は髄膜炎が疑われる際に行われるが、本例のように頭蓋内病変の検索が優先される場合には頭部単純CTの後に行う。
d 本例では貧血もなく、動脈血ガス分析の優先度は低い。
e 心音、呼吸音に異常はなく、必要ない。

正答率:59%

テーマ:【長文2/2】けいれん重積の検査

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