102G63

入院後のBPS〈biophysical profile score〉は6点であった。
対応として適切なのはどれか。
経過観察
副腎皮質ステロイド薬投与
羊水穿刺
分娩誘発
帝王切開術

解答: d

102G63の解説

入院後のBPS〈biophysical profile score〉は6点であり、胎児機能不全〈NRFS〉をきたしている。
a NRFSであり、経過観察というわけにはいかない。
b 妊娠34週未満であれば、肺成熟促進のために副腎皮質ステロイド薬投与が考慮されるが、本例では必要ない。
c 羊水異常の所見はなく、羊水穿刺は不要である。
d 正しい。妊娠35週のNRFSであり、分娩を誘発する。
e 胎児心拍陣痛図にてreactiveであり、帝王切開ではなく分娩にて対応する。

正答率:58%

テーマ:【長文3/3】Biophysical profileスコア〈BPS〉6点に対する対応

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