102E40

眼球運動痛を伴うのはどれか。
翼状片
視神経炎
水晶体脱臼
裂孔原性網膜剥離
原発開放隅角緑内障

解答: b

102E40の解説

眼球運動時に眼球の後ろの痛み(球後痛)が増すのは視神経炎の特徴である。
a 翼状片は角膜に侵入した結膜組織だが、痛みは伴わない。
b 正しい。眼球運動時に炎症を起こした視神経も動かされてしまうため痛みを感じる。
c マルファン症候群やホモシスチン尿症、Ehlers-Danlos症候群で合併することが多い。痛みは伴わず、眼球運動で水晶体が動くのが観察される。
d 痛みは伴わない。
e 閉塞隅角緑内障で隅角閉塞が生じ眼圧が急上昇すると眼痛を伴うが、眼球運動とは関係がない。さらに、本選択肢は「開放」隅角緑内障なので注意。

正答率:75%

テーマ:眼球運動痛を伴う疾患

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