102D1

特発性肺線維症でみられるのはどれか。2つ選べ
PaCO2上昇
一秒率低下
血清KL-6上昇
肺拡散能低下
全肺気量増加

解答: c,d

102D1の解説

特発性肺線維症は間質性肺疾患であり、拘束性障害と拡散障害とをみる。
a CO2は拡散能が高く、特発性肺線維症ではPaCO2は上昇しない。
b 一秒率の低下は閉塞性障害でみる。
c 正しい。血清KL-6に加え、血清SP-A、SP-Dの上昇をみる。
d 正しい。肺拡散能は低下するため、A-aDO2やDLCOの低下をみる。
e 特発性肺線維症で全肺気量は低下する。

正答率:90%

テーマ:特発性肺線維症〈IPF〉の検査所見

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