102B56

対応として適切なのはどれか。
自己導尿
抗菌薬投与
骨盤底筋体操
β遮断薬投与
膀胱カテーテル留置

解答: a

102B56の解説

a 正しい。前立腺肥大症によって尿閉が起こってしまっているため定期的に尿を外へ出す必要がある。自己導尿は比較的簡単な手技であり患者のQOL改善を期待できる。
b 感染は生じていないので抗菌薬は必要ない。
c 腹圧性尿失禁に有効な方法である。女性に多い。
d 降圧剤の一種である。同じ降圧薬でもα1遮断薬は前立腺肥大症に対する第一選択となる。
e 導尿の必要はあるが、ADLが自立した患者なので留置する必要はない。

正答率:78%

テーマ:【長文3/3】尿失禁への対応

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