102A59

76歳の男性。失神を主訴に来院した。最近1か月の間に2度失神し、その際前額部を打撲している。Holter心電図を別に示す。
対応として適切なのはどれか。
アトロピン投与
リドカイン投与
プロプラノロール投与
イソプロテレノール投与
心臓ペースメーカー植え込み

解答: e

102A59の解説

失神を主訴とする76歳男性。Holter心電図では約6秒の洞停止を認めており、失神の原因としては洞不全症候群である。
a・d 脈拍を上昇させる作用があり、救急外来で一時的に使用することがある。しかしながら根本治療としてはペースメーカーである。
b リドカインは心室頻拍や心室細動などで考慮される薬剤である。
c プロプラノロールはβ遮断薬であり頻脈に対する治療法である。洞不全症候群患者に使用すると症状を増悪させるため禁忌である。
e 正しい。失神歴がありペースメーカー植え込みの適応である。

正答率:85%

テーマ:洞不全症候群〈SSS〉の治療

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