102A17

呼吸困難をきたすのはどれか。2つ選べ
声帯結節
慢性喉頭炎
急性喉頭蓋炎
咽喉頭異常感症
両側反回神経麻痺

解答: c,e

102A17の解説

a 声帯結節は声の酷使により両側性に結節を生じるが、呼吸困難をきたすほどの大きさとはならない。
b 慢性喉頭炎は長期喫煙などにより生じる咽頭の発赤であり、呼吸困難はきたさない。
c 正しい。急性喉頭蓋炎は喉頭蓋の腫脹により気道狭窄をおこし、呼吸困難を生じる。
d 咽喉頭異常感症とは器質的異常のない「のどの詰まり感」であり、呼吸困難にはならない。
e 正しい。片側では嗄声をきたすのみであるが、両側反回神経麻痺では声帯が動かせず気道も狭くなり呼吸困難となる。

正答率:95%

テーマ:呼吸困難をきたす耳鼻科疾患

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