102I13

脳出血で四肢麻痺をきたす可能性があるのはどれか。
橋出血
被殻出血
視床出血
小脳出血
尾状核出血

解答: a

102I13の解説

a 正しい。橋には錐体路が走行する。また、橋は小さな構造であるため左右が同時に障害される可能性がある。
b・c・e 出血の拡大により錐体路を障害する恐れはある。しかしながらこれらは左右差がはっきりした大きな解剖構造である。そのため、左右双方が同時に障害される可能性は低い。
d 小脳には錐体路が走行しない。激しい小脳出血により、脳幹を圧迫する可能性はある。が、その場合は四肢麻痺どころか呼吸困難により生命の危機に陥るであろう。

正答率:70%

テーマ:四肢麻痺をきたす可能性がある脳出血

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