102E36

不明熱の原因となりにくいのはどれか。
薬剤
腫瘍
感染症
膠原病
変性疾患

解答: e

102E36の解説

a しばしば不明熱の原因となる。炎症所見も落ち着いているのに解熱しない場合や、一度抗菌薬で改善傾向であったのに再び熱が出てきた場合には疑う必要がある。
b 腫瘍熱もしばしば認める不明熱の原因である。解熱鎮痛薬などでなるべく患者の苦痛を和らげるようにする。
c 感染症は代表的な発熱の原因である。気道感染や尿路感染といった代表的な感染症がなくとも、どこかしらに炎症のfocusを認める場合があるので、根気よく探そう。しかしながら結局熱源がわからないこともしばしばある。
d 一般に微熱や弛張熱を認める。
e 誤り。一般に変性疾患では炎症を伴わず発熱を認めない。

正答率:81%

テーマ:不明熱の原因

フォーラムへ投稿

関連トピック

なし