101G8

54歳の女性。両側下腿の皮疹を主訴に来院した。皮疹は3か月前から出現し、治癒していない。軽度の圧痛がある。下腿前面の写真(A)と皮膚生検H-E染色標本(B)とを別に示す。
最も考えられるのはどれか。
結節性紅斑
硬結性紅斑
壊疽性膿皮症
うっ滞性皮膚炎
サルコイドーシス

解答: b

101G8の解説

中年女性の両側下腿の皮疹。実質的に「軽度の圧痛がある」という情報以外は記載がなく画像所見で診断を考えていくこととなる。Aでは帯状の紫〜褐色調の皮疹がみられる。Bでは多核巨細胞と乾酪壊死を認める。皮膚結核を疑い、皮疹の性状から硬結性紅斑と考えたい。
a 結節性紅斑ではより紅色の結節が多発する。
b 正しい。上記の通り。
c 壊疽性膿皮症では膿疱がみられる。
d うっ滞性皮膚炎ではAにてうっ滞像がみられるはずである。また、Bにて乾酪壊死は認めない。
e サルコイドーシスでは非乾酪性肉芽腫をみる。また、結節性紅斑が出現することがあり、その場合aと同様の理由で誤りとなる。

正答率:63%

テーマ:硬結性紅斑の診断

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