101F14

レーザー光凝固が有効なのはどれか。
黄斑円孔
黄斑前膜
網膜色素変性
網膜中心動脈閉塞症
中心性漿液性網脈絡膜症

解答: e

101F14の解説

網膜へのレーザーが有効なのは網膜を凝固により癒着させたいときと虚血網膜を凝固して間引きを行うときである。
a 中心窩の網膜に全層性に穴が開いた状態。硝子体手術による牽引の除去が必要。
b 網膜上に硬い膜が張り、網膜を牽引している状態。視力低下を認めるならば硝子体手術による膜の除去が必要。
c 有効な治療法はない。
d 早急な眼球マッサージや前房穿刺、プロスタグランジン製剤の点滴が望まれるが根本的な治療ではなく視力回復が望めない場合も多い。近年では高圧酸素療法が行われることもある。
e 正しい。漿液性網膜剥離が生じる中高年に多い疾患である。自然軽快が認められず再発を繰り返している場合、蛍光造影検査を行い、漏出点が分かればそこにレーザーを行う。

正答率:65%

テーマ:レーザー光凝固が有効な疾患

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