101D26

68歳の男性。20歳から1日35本の喫煙を続けてきた。禁煙を決意したが、朝起きて5分以内に最初のタバコを吸ってしまう。禁煙の指定がある場所でも禁煙するのがつらいという。風邪で寝込んでいるときも喫煙している。
この男性の禁煙指導で正しいのはどれか。
食事の回数を増やす。
禁煙補助薬を使用する。
低ニコチンタバコにする。
喫煙本数を徐々に減少させる。
副腎皮質ステロイド薬を使用する。

解答: b

101D26の解説

68歳男性、喫煙者である。20歳から1日35本の喫煙を続けており、ブリンクマン指数は1680と高度のニコチン依存が考えられる。禁煙を決意しているが、なかなか難しいようだ。
a・d ブリンクマン指数より、行動療法や本数漸減は困難であろう。
b 正しい。禁煙補助薬を使用し、禁煙を試みる。
c 低ニコチンタバコにしては喫煙本数が増えるばかりである。
e 副腎皮質ステロイド薬はニコチン依存に対し効果はない。

正答率:95%

テーマ:禁煙指導について

フォーラムへ投稿

関連トピック